2013.12.02
戦国美麗姫図鑑 萌える乱世の女たち
![]() | 戦国美麗姫図鑑 (2009/06/13) 橋場 日月 商品詳細を見る |
『戦国美麗姫図鑑』を読みました。
図書館で、たまたま見つけて変わった本があるなあと思って借りて来ました。
イラストとか属性とかつっこみどころは満載ですが、それは置いておいても、結構自分では、歴史知っているつもりでも、こういう本読むと知らない姫が結構して、まだまだ知らない人が多いなあと思いました。
知らない姫もいろいろと知ることが出来たので良かったです。
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2013.02.25
まりしてん誾千代姫(山本 兼一)
![]() | まりしてん誾千代姫(ぎんちよひめ) (2012/11/10) 山本 兼一 商品詳細を見る |
山本 兼一さんの『まりしてん誾千代姫』を読みました。
この本では、誾千代がとにかくかわいいです。
凛々しい中にも、女性らしいし。
他の作品では、どうしても、宗茂と誾千代って、夫婦仲が悪いのですが、この作品では、仲も良いですし、互いに信頼関係で結ばれてます。
それが、すごくいいなあと思いました。
そして、誾千代が女子達の為に頑張っている姿も素晴らしかったです。
作品は、誾千代を中心とした話と、侍女のみねからの視線から書かれている部分とからになってました。
そして、文章がすごく綺麗だなあと思いました。
普段とは、また違う宗茂 誾千代夫妻が読めて面白かったです。
2013.02.05
孤闘 立花宗茂(上田 秀人)
![]() | 孤闘 - 立花宗茂 (中公文庫) (2012/11/22) 上田 秀人 商品詳細を見る |
上田 秀人さんの『孤闘 立花宗茂』を読みました。
武勇に誉れ高く、乱世に義を貫いた最後の戦国武将の風雲録。
大友家臣として島津と戦い、秀吉下での朝鮮従軍、さらに家康との対決!
関ヶ原で西軍に与し改易となるも、旧柳川に所領を安堵された稀代の猛将の奮闘と懊悩を精緻に描く。
単行本第一作にして第十六回中山義秀文学賞を受賞。
待望の文庫化。
(裏表紙より)
立花宗茂は、大好きな戦国武将なので、今まで何冊か小説を読んだことがあります。
この作品は、今まで読んだ作品に比べて、宗茂の内面的な苦労や悩みがすごく書かれているなあと思いました。
立花道雪の娘誾千代の婿養子として立花家に入りますが、他の作品でも誾千代とは夫婦仲がうまくいかないことは書かれてましたが、この作品では、道雪ともうまくいかず、家臣とも衝突したり、なんとか頑張って認めてもらったりしたけど、朝鮮従軍の時に自分が抱えている不満が家臣に伝わってうまくいかなかったりしたのは、そういう描き方もあるんだと思いました。
宗茂の場合、誾千代とはうまくいかなかったけど、家臣に好かれた性格の良い武将というイメージがあったので、こんな風なのもありなのかあと思いました。
2013.01.31
上杉かぶき衆(火坂 雅志)
![]() | 上杉かぶき衆 (実業之日本社文庫) (2011/10/05) 火坂 雅志 商品詳細を見る |
火坂 雅志さんの『上杉かぶき衆』を読みました。
直江兼続の下に集まったかぶき者たちの豪快な生き様!
知将・直江兼続に請われ、上杉家に仕えることとなった、天下御免のかぶき者・前田慶次郎、兄・兼続への憧れを終生抱きつつ、最後に叛旗を翻した大国実頼、上杉謙信に直々に戦を学んだ正真正銘のいくさ人・水原親憲……兼続の下に集まり、当主・上杉景勝を盛り立てた、戦国の「もののふ」たちの壮烈な生き様を見事に描ききった、「天地人」外伝、待望の文庫化!
(裏表紙より)
前田慶次郎をはじめ、直江兼続縁の人物にいろいろとスポットを当てた作品でした。
上杉謙信や直江兼続の小説は何冊か読んだこともありましたし、大河ドラマの「天地人」は大好きだったので、知っている人物ばかりでした。
水原親憲だけは、名前は見たことはありましたが、人物だけどんな人か覚えてなかったです。
いろんな人物はいますが、前田慶次郎が一番読んでいて面白かったです。
1人の人物の小説を読むのもいいけど、たまには、その周りにいる人達何人かにスポットを当てたものもいいですね。
2013.01.20
島津家久と島津豊久(山元 泰生)
![]() | 島津家久と島津豊久 (人物文庫) (2012/09/11) 山元 泰生 商品詳細を見る |
山元 泰生さんの『島津家久と島津豊久』を読みました。
◆――「戦う覚悟と勇断、さまざまな術策と兵の進退の巧みさ…。
戦さをするにこれほど優れた男はいない」
鍛えた将兵と巧みな戦法で勝利を重ねた島津軍団。
義久、義弘、歳久、家久の「島津四兄弟」の中でも寡兵で大敵を倒す稀なる才腕の持ち主であった戦さの天才島津家久。
父の遺志を継ぎ「関ヶ原合戦」の敵中突破などで名を上げた家久の嫡男・島津豊久の豪然たる生涯を描いた長編小説。
(裏表紙から)
以前に島津氏の書かれている小説は、島津義弘のものを読んだことがあります。
その、小説は、関ヶ原の戦いが中心に書かれてました。
この本は、島津四兄弟でも末弟の家久とその嫡男の豊久のことが書かれてました。
戦国時代島津氏がどのようにしていたのかよくわかりました。
戦の才能のある家久ですが、豊臣秀吉の九州征伐のその後に亡くなってしまいます。
島津では、義弘と家久の才能を秀吉は買ってました。
朝鮮出兵や関ヶ原の戦いなど、島津氏もいろいろと苦労することになりますが、義弘を中心に島津の為にがんばっていきます。
なかなか島津側から小説を読むことがなかったので、知らないことがいろいろとわかりました。