名字でわかる日本人の履歴書(森岡 浩)
![]() | 名字でわかる 日本人の履歴書 なぜ東日本は「佐藤」「鈴木」が、西日本は「田中」「山本」が席巻したのか (講談社プラスアルファ新書) (2011/03/23) 森岡 浩 商品詳細を見る |
森岡 浩さんの「名字でわかる 日本人の履歴書」を読みました。
名字のルーツを分布から探る
名字分布が一族の歴史を示す
分布の偏りに潜む名字の由来
内田は多いが外田は少ない理由
領主から見て西か北に住んだ名残
関ヶ原が奇しくも東西名字の境目
東海地方は独特名字が少ない
斎藤は東に、斉藤は西に多い
東は東(あずま)で、西は東(ひがし)?
名字から日本人の歴史を解明する(裏表紙より)
この本、面白かったです。
今まで、何冊かは、珍しい名字が紹介されている本は読んだことがありますが、これは、今まで読んだ本とは一味違ってました。
まず、この本を読んで良かったのは、「姓」と「名字」に違いがわかったことです。
源平藤橘などの「姓」があるのは、知ってましたが、ずっと、名字も同じものだと思ってました。
でも、これが別物というのがわかりました。
「姓」は、各氏族に対して大王家(天皇)が与えたのは「姓」。これは、勝手に変更が出来ない。
そして、平安時代頃から、同じ「姓」の中で家と家を区別するために生まれたものが、「名字」です。
有名な例としては、藤原が多くなったので、藤原氏の中から○藤など、官職などの一部の漢字と下に、藤原氏の藤をつけたものが生まれました。
佐藤、伊藤、加藤などがそれです。
その後は、武士などが自分の治めていた土地を名乗ったりしています。
地形に由来した名字もいろいろとありました。
地域によっての、名字の多さなども東西でかなり違っていて面白かったです。
名字って、歴史的なものや地形的なものが長い年月かかっていろんな物が出来てきたのがよくわかりました。
今我々が名乗っている氏名は、大半の人が名字だけど、「姓」の人もいるのがわかりました。





