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新トロイア物語 (講談社文庫)新トロイア物語 (講談社文庫)
(1997/12)
阿刀田 高

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阿刀田 高さんの「新トロイア物語」を読みました。


絶世の美女ヘレネと王子パリスが駆け落ちした。
ヘレネを略奪した者は、求婚した者全員から報復を受ける。
ユニークな「テュンダレオスの掟」が、古代ギリシアに予期せぬ大戦争を巻き起こした。
名高い「トロイアの木馬」は真実だったのか、壮大な叙事詩の世界に挑んだ歴史小説。
吉川英治文学賞受賞作。
(裏表紙より)


トロイアの英雄、アイネイアスを中心として書かれていました。
この前、阿刀田さんの『ホメロスを楽しむために』という本を読んでいた時のイメージが、トロイア戦争は、オリンポス神の介入が多い、西洋版封神演義みたいな話というイメージがありましたが、この本は、そのイメージとはガラリと変わってました。
その時代の人が生き生きと描かれてました。
神託で、アフロディーテの息子であると言われたアイネイアスは、その運命を背負って生きていきます。
行方不明だった、パリスがある日ひょっこりとトロイアに帰って来たことから、トロイアの運命も変わります。
パリスとともに、スパルティを訪れた時に、メネラオスに嫌気がさしていた王妃ヘレネとパリスが恋に落ち、パリスは、ヘレネを奪いますが、アイネイアスもそれに加担します。
王妃ヘレネと奪われたということを建前に、メネラオスの兄アガメヌノンを中心にギリシア軍は攻めてきます。
実際は、トロイアの栄えている富などを狙っていたんですが。
トロイアもヘクトル、パリスを中心として戦い、なかなかトロイア城を落城させません。
しかし、ヘクトルとアキレウスに討たれ、パリスも敵に戦死したことにより、トロイア城は、落城してしまいます。
生き残ったアイネイアスは、トロイア再興を目指して、西へと行きます。
途中、いろんな困難を乗り越えて、神託のあったエスペリアの地にたどりつき、そこ形は違えど、トロイアを再興します。
その地の王女を助けて、結婚します。
話が長いので、うまく説明が出来ないのですが、どんどん成長していくアイネイアスの旅を読んでいるとジーンとしてくるものが多かったです。
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