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賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍 (PHP文芸文庫)賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍 (PHP文芸文庫)
(2011/05/18)
嶋津 義忠

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嶋津 義忠さんの『賤ヶ岳七本槍』を読みました。


織田信長の後継者となるべく、羽柴秀吉が柴田勝家に挑んだ「賤ヶ岳の戦い」。
この一戦で秀吉の七人の旗本が戦場を駆け巡り、功名をあげた。
加藤清正、福島正則、加藤嘉明、片桐且元、脇坂安治、平野長泰、糟屋武則――世にいう「賤ヶ岳七本槍」である。
しかし天下人・秀吉が没し、七人の運命は大きく分かれていく。
豊臣から徳川の時代へ。
武名を謳われた彼らの人生を描いた連作短篇集。
文庫書き下ろし。
(裏表紙より)


賤ヶ岳七本槍とよく言いますが、私はこの中の人でわかるのは、加藤清正と福島正則くらいでした。
加藤嘉明・片桐且元、脇坂安治は、歴史小説を読んでいると名前は見るなあと思う程度で、この人達がどんな経歴かと言われるといまいちわからなかったです。
平野長泰、糟屋武則は本当に知らなかったし。
この小説は、すごく面白かったです。
最初に、賤ヶ岳の戦いがあって、各々どのように、手柄をたてたかが描かれてます。
その後は、各人物ごとに短編集になってました。
時間の流れとして、各人物の活躍した時にスポットが当てられてます。
同じ、賤ヶ岳でも大出世をした加藤清正や福島正則、その二人ほどではないけど、出世した加藤嘉明。
関ヶ原の戦いで西軍につき、行方不明になった糟屋武則。
出世できなくて、五千石とまりだった平野長泰。
関ヶ原で小早川軍の裏切りの時、一緒に裏切った脇坂安治。
大阪城の戦いの前に、家康と豊臣側を和睦させようと奔走したけど、無理だった片桐且元。
片桐且元は、なんか淀殿に嫌われていたみたいだけど、なんでだろうとずっと思ってましたが、その訳がこの本を読んでわかりました。
且元の父が、小谷城の戦いの時に浅井長政を裏切って織田方についたことを淀殿は恨んでいたみたいです。
そんな辛い状況の中、身体を病みながらも奔走する且元が可哀想でした。
最初は、華やかな七本槍ではありましたが、秀吉の死後、家康によってどんどん豊臣の力を削がれていくのが、もどかしくもありました。
ずっと、気になっていた七本槍がどんな人達だったのかわかって良かったです。
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